事故怪我
事故怪我・交通事故・落下事故・不慮の事故
物理的な衝撃等によって対象者にダメージを加える祈祷です。
呪術自体がもともと「人の心に働きかけて影響を与える、結果を求める」ものですから、物理的にダメージを加えることは呪術にとって本来「不得手」な分野でもあります。
しかし、人間の行動というものは心理的な影響を極めて受けやすいものです。例えば寝不足であるとか、何か心配事を一つ抱えているというだけで、注意力は散漫になりとたんに事故に遭いやすくもなります。事故怪我祈祷のイメージとしては、事故を対象者のほうに引き寄せるのではなく、対象者を事故へと近づけるもの、導くものと捉えていただくのが正しいでしょう。
さて、事故にも様々なケースがありますが、一般的には「交通事故」を望まれるケースが大半を占めます。その後の補償手続きが簡易であること、広くマニュアル化されていて明解であることなどが理由でしょう。
その他のケースとしては、作業中などにおける「落下事故」です。これが2番目に多い事例です。その次が、同じく作業中などでの「不慮の事故」(落下以外)です。
事故怪我祈祷は、「憎い相手にケガをさせてやろう!」という理由でも、もちろん選択されます。しかし過半数は「対象者1名の犠牲」によって、「危険アピールの材料にする」「補償金を求める」「状況打破のきっかけにする」などの主意があります。その「本当の理由(ウラの理由)」をお伺いすることで、どのようなケースを選択すべきか、あるいは別の祈祷を実施すべきか、などのアドバイスをさせて頂いております。