精神破壊
精神破壊・廃人化・精神疾患化・精神障害化
対象者が迎える結末に着目すると「呪殺祈祷」に次いで重い祈祷だといえるでしょう。絶命を目指す「呪殺祈祷」とは異なり対象者の生命までは奪わないものの、対象者の精神・心理・思考の域に影響を与え人間の根本部分から崩壊させることを目指します。
日常生活を送ることは極めて困難になり、常に他人から命を狙われているような錯覚や幻覚、幻視、幻聴に悩まされ、生きたまま地獄の苦しみを味わうと言われております。
対象者は決して生命を奪われませんから、その後寿命を迎えるまでその地獄の苦しみを味わい続けます。
言葉を選ばずに言うならば、対象者の苦しみ、関係者に介護義務が生じる点などを考えると、対象者の周囲まで巻き込んだ重篤な結末となりますので、あっさりと絶命させてしまう「呪殺祈祷」よりも対象者本人や関係者にとっては苦痛が大きいでしょう。